今年こそは兵庫県内で見つけたいです。
先日、岐阜県にある世界淡水魚水族館のアクア・トトぎふに行ってきまして…
(微妙な写真ですみません。なかなかこちらに姿を向けてくれませんでした……)
このタイコウチなのですが、私が小学生の頃は(……あ、20年くらい前のお話です☆)
近所のブラックバスやブルーギルだらけの池にうじゃうじゃいました。
幼少期のタイコウチの存在をレア度で表すと
ミズカマキリ・コオイムシ ←カブトムシより見つけるのむずい。
タイコウチ ←余裕。水際の落ち葉めくれば瞬殺。
だったのですが、昨年の年明けからガサガサを始めてから採集できたことは一度もありません。
昨年採れた代表的な水生カメムシですが
こちらは兵庫県内では普通に採れました。
カメムシの仲間ですが、顔はめちゃくちゃカマキリですね。
ヒメミズカマキリ。
ミズカマキリよりひと回り小さいです。
ミズカマキリが田んぼや用水路にも出現するのに対して、ヒメミズカマキリは抽出植物が多い池に局所的にいるイメージです。
マツモムシ。
今年出会った水生昆虫の中でもエンカウント最多です。
ミズカマキリよりどこにでもいます。
刺されるとめちゃ痛いらしいのでいつも逃がす時ビビってます‥‥( ・∇・)
黒っぽいのはオオコオイムシかもしれない‥‥。
田んぼと素掘りの水路に爆湧きでした。
コミズムシ、ナベブタムシの仲間の幼虫。
(すみません、ここはまだ私には早い気がする。)
ナベブタムシは上流の流れの早い砂地をすくえば採れました。
昨年で代表的な水生カメムシには出会えました!
幼少期のヒエラルキーが覆りましたね。
特にミズカマキリはいつでも会えるし、フォルムがかっこいいし、最高です!!!
あとはタイコウチ!!
これだけ見つかったのにタイコウチが見つからないのは不思議だなぁ、と思います。
おそらく数が減ってきているのだと思います。
(タガメに関しては局所的なので、県内で探すにはかなり労力がいるのは最初からわかっていましたので、後回しにします。)
県外へ赴けば、タイコウチが普通に見つかる場所はあると思います。
Twitterで他の県のタイコウチも減少傾向という記事を見たので危機的ではありますが。
ただ、自分が住んでいる県内で見つかった方が嬉しいという気持ちもあって、今年はゲンゴロウ以外にも野生のタイコウチをこの目で見たいです。
飼育するつもりはないのですが、生息環境が残っているということを確かめたいだけなのかもしれません。
今年もまだ見ぬ場所へ赴いていきます。